愛車 紹介 〜1〜
今年完成した私の愛車紹介をします。
PINARELLO DOGMA F8。
カラーは958 Team sky
ご覧頂いた通りの 英 team sky (以下sky) が2014~2015にかけて使用していたチームカラーのF8です。このカラーは元々自分が自転車を始めた頃からの憧れでした。
車体のコンセプトはそのまま、出来るだけskyのチーム仕様を真似ること。
というのは、国内外共にチームカラーでありながらチーム仕様通りに組んでいないホビーユーザーが散見されるからでそういったバイクのオーナー様に何故チーム仕様で組まないのか?と言うつもりもありません。
しかし自分の思う(このカラーの)最もかっこいい姿はチーム仕様であり、それが意外に他人と被らないのでそのままの仕様で組もうと考えました。
またチーム仕様で組むことにより(脚力は置いておいて)選手目線での走行が可能になり擬似体験できることも非常に興味がありました。だって気になるじゃん!
まだ完全体ではないのですが、現状から長らく仕様変更する予定がないので以下忘れないうちに纏めておきます。
フレームサイズは540
トップチューブ長550、BB芯〜シートチューブトップ540、ヘッドチューブ長147です(全てmm)
参考までにサドル高は745mmです。
サドルはfizik arione R1。カーボンレールのセカンドグレードのサドルです。
145gほどで程よく軽くこのフレームになる前から愛用しています。自分の適正サドルでお尻が痛くなるといったこともあまりありません。
skyでは各fizikのモデルが使われていてこのモデルも使われています。
ボトルケージはこの年のskyに合わせてELITEのcustom raceの白。custom race+が使用され始めたのは2016年です。
ボトルは当然当時のskyボトル。予備買っておいて良かった。
コンポーネントはshimano DURA-ACE 9000系統。
フルDURA-ACEです。
大抵のパーツは中古や新品で集められたのですが、大変だったのがBBでこれを組んだH30年 4月は世の新品DURA BBはR9100ばっかりでした。ショップサイトやヤフオク等にへばりついて、たまたま運良く新品のBB-9000 ITAを発見し即購入。
ペダルはノーマル軸。以前4mm軸と乗り比べた結果ノーマルの方がフィーリングが良いという結果になりました。
クランクは170mmの53/39T。プロでも使用率の高い歯数かと思います。クランク長は170→172.5→170と戻ってきて現状落ち着いています。プロではパワーメーターとしてstages powerが装備されていますが現状付けられていません。ジャパンカップなどで来日する選手のバイクには装備されてない車体もあるのでゆっくり探す予定でいます。
スプロケは12-25T。おそらくプロは11-28Tが多いと思うのですがここはちょっとした妥協ポイントです。ロー側の歯を留めてるボルトを登坂中に壊してしまい一枚使えないギアがあるので次は11-28Tを購入予定。
チェーンルブはmac-offのskyルブです。
自分はバイクを組む際出来るだけアウターケーブルに記載されてる文字が見えるように組みますがプロバイクでも同じ仕様が散見されました。なのでいつも通りに。
Di2のeケーブルとブレーキアウターを纏める熱収縮チューブには型番が入っていましたが削り落とし無地にしています。
サイクルコンピューターはGarmin edge 810J
Jってのが気になりますよね、私も気になります。
当時skyでは510と810を使用していました。
もともと520を所有していたのですが、上記に該当しないで手放して810を購入する形に。あ〜1030ほっしい
skyではスピードセンサーが見受けられないのでつけていません。GPSでスピード計測しています。
マウントはskyをはじめ、各チーム御用達のK-edge。サイコン周りだけedgeって名前多いですね、めっちゃ尖ってます。ライトがアタッチメント等でつけられないので何かいい手段ないか検討中です。今はハンドルにキャットアイのバンドで直付けなのですが、ダンシングすると脚に当たります。
ヘッドキャップはPINARELLOの薄型の物を使用。トップキャップもPINARELLO。
ハンドル、ステム、バーテープはSHIMANO PROで統一。
バーテープはSHIMANO PROのSPORT CONTROL。
当初実物を触る前はBBBから出されている1000円前後のバーテープと似たような質感だったのでOEMかと思っていたのですが主に厚さが全くの別物でした。
またSPORT CONTROL TEAMというskyが実際に使っている物と同じというバーテープを入手したのですが、チームバイクを見ると通常市販品も使っている上に入手した物は今季のskyが使っている物で2015年には使用が認められなかったので使用を却下しました。
余談ですが前述のBBBの1000円前後のバーテープは汚れても気兼ねなく交換できるのでお気に入りの商品です。一時期スパカズをリピート購入していましたがあれ高いですよね(小声
バーテープをハンドル中央で止めるテープはskyではビニールテープの上から黒のマスキングテープを貼っていますので同様にしています。
ハンドルは数年前に公式から限定販売されたteam sky仕様(公式的はそう謳っていない)のvibe 7sだと思います。アルミです。コンパクトハンドルっというのかな? 幅は400mm。ロードバイクを始めた当初400を使った後長らく420mm使っていましたが400mmに戻した方がしっくりきましたので変更しました。
今回このバイクを完成させるのに最も入手が困難だったのがこのステムで実はプロ供給品で公式から一般販売されていません。それ故106mmという微妙な長さ。ここが好きなポイントでもあります。ちなみにアルカーボン。
隠れた特徴としてコラム径が1-1/4に設定されています。通常ロードバイクのコラム径は1-1/8の28.6mmですがこの径は31.8mmと太くSCOTT、CANYON、GIANTの一部の車種に採用されています。GIANT的に言うとOD2というサイズです。
おそらくSHIMANO PROの機材供給チームにSCOTTやGIANTを使用するチームがあることがこのようなステムが存在する理由だと思うのですがPINARELLOは通常コラム径なのでシムというスペーサーを挟んで対応させています。(一部では太くすることで剛性が上がるとかという噂も?)
ちなみに実は前述の公式からの限定販売の中にステムも含まれていてそれも入手済みです。
しかしクランプ方式が違うのがお分かりでしょうか?
車体で使用しているのが4本留めに対してこちらは2本留めです。
選手バイクでは4本留めしか使用されていないのですがおそらく2本留めはカーボンハンドルを使用した時に問題が起こる可能性があるから、だったような気がします。
ちなみにこちらはコラム径28.6mmで角度はどちらも-10度です。
ホイールは一番見栄えが良くて使い勝手も良さそうなWH-9000 C50 TUをチョイス。 定価が21万だとは思えない完成度の高いホイールだと思います。このホイールは世界で一番F8につけた時が相性がいいと思っています、異論は認めません。というのはF8のメーカーロゴが灰色でC50の配色と近く両者のバランスがいいと感じる点から。
他バイクでは使っていないのですがこのバイクではブレーキシューもSHIMANOのカーボンシューを使っています。本当にちょっとした拘り。
タイヤはこれまたプロ供給品のcontinental compettion pro LTD。当初2本所有していましたがタイヤをはめる際あまりの硬さに無理をしてバルブ付近を壊してしまいましたので前輪のみ。後輪は市販品のcompettionをつけています。
team skyは15年はcontinentalを供給されていたのですが14年はveloflexでした。実際横から見ると黒白のバイクなのでオレンジの差し色が入るcontinetalよりいいのではと思います。次のタイヤ交換では変更予定です。
ちょっとした拘り続きですがバルブエクステンダーとリムセメントもcontinetal製のものを使用しています。リムセメントについては今後インプレを書ければと思っています。
ゼッケンプレートはおそらく正規品ではないと思います。
何故にゼッケンナンバーが37番なのかというと2015年のツールドフランスの出場37番の選手が skyのルークローという選手だからです(真顔) 運命ですね。ちなみに私はミハウ・クフィアトコフスキーとワウト・ポエルスが好きです。あ、フルームもね!
ゼッケンホルダーはskyではメカニックの自作だと思いますので自分も自作しました。2代目なのですが結構ガッチリ止められます。
以上簡単ではありますが、私のバイクはこんな感じです。
全体重量は7.2kg前後。チームバイクと同じですね。重量に関しては改善の余地があるパーツばかりですのでF8は軽いなと思います。
後日車体に乗ってみての感想を書ければと思います。
以上お付き合い有難う御座いました。